県庁1 階ロビーでの福岡県県議会議員へのデモ
当協会(NPO法人 日本ケア・トランポリン協会)は、高齢者の尊厳を支え、自立した生活の支援に貢献することを目的に、2016年6月に設立されました。この間、特に介護予防の一環として、膝痛や腰痛、車いすの人でも楽しめる安全に配慮したトランポリンと音楽を用いた健康運動を介護事業所に提唱し、そ
の活動を支援してまいりますした。田川市や大任町などの自治体からも賛同いただき、この活動に取り組んだ結果、高齢者の心身に大きな変化がもたらされ、本人はもとよりその家族からも感謝の言葉が寄せられています。
田川市や大任町では、福岡県介護保険広域連合からの介護予防事業費、国民健康保険の一部を使って、この教室を支援していただいていると聞いています。よって各自治体におかれましても、別途特別予算を計上することなく、この介護予防事業費等をあてることにより、この教室を導入いただけるのではないかと思います。
なお大任町での「トランポリン健康運動教室」において、ひざ痛などが原因で階段の昇り降りが出来なかった80歳代時勢が週1回、2か月間この健康運動を続けた結果、以前のように昇降が可能になった例もあり、このことは、NHK北九州テレビのニュース(2016年7月8日)でも報道されました。
平成29年度からは全ての市町村に実施が義務付けられている介護予防事業ですが、その事業の一つに、この健康運動を加えることにより、高齢者の健康維持の延伸はもとより、肥大化している介護保険や医療保険の削減の一助になりえると考えています。
平成28年4月より大任町の委託事業として1教室、また同年5月に田川で2教室で開始する。
令和2年度から、福岡県のモデル事業として、県内の22市町村で、約200教室を展開、同年6月の県議会で「福岡県スポ-ツ議員連盟」として、会員に対する「ケア・トランポリン運動」の周知および推進への協力要請に取り組んでいくことが採択されました。
現在、福岡県内で取り組みは進んでいますが、新型コロナウイルス感染症の影響で、殆んどの教室が休止状態となりました。しかしながら教室参加者の多
くが継続を望んでいます。
ウィズコロナでは福岡県外の取組が期待できます。